≪修了生紹介≫スマート農業への取組み
弊社が運営するJUIDA認定ドローンスクール NDMC大分日田校の第2期操縦技能者養成講座修了生であるJUIDA認定操縦技能者 梅木正德さん(大分県玖珠郡玖珠町在住)からスクール終了後の現況報告のご連絡を頂きました。
既にドローンによる農薬散布に着手しており、スマート農業に取り組まれているということでしたので、6月14日に詳しいお話を伺ってきました。
ワールドエアモデル製ヘキサコプターCS-10と練習専用飛行場(奥に赤と白の「吹き流し」が見える)
*パラグライダーを行っていない場合のみ使用
梅木さんは、受講当初より『農業にドローンを活かしたい』と明確な目的をお持ちでした。
講習は寒い中とても熱心に取り組まれていました。
ドローンスクールのご受講は2019年1月でしたので、春先の運用に間に合うように、修了後間もなく農薬散布用ドローンを購入し、国土交通省の許可を受けたとのことでした。
初回の農薬散布の実施は無事に終了したとのことです。(次回は粒状農薬を散布予定)
ここから農薬が散布されます。(撮影時は水)
CW・CCW…スクール修了生は意味が分かりますね。。。!?
現在、様々な産業分野において、ドローンの利活用を通した作業効率の向上や、重労働の軽減、無駄のない品質管理等を目指す取り組みがなされており、大きな期待が寄せられています。
特に農業分野では、農業従事者の減少・高齢化により生産性の向上が急務となっております。
実際に散布のデモフライトを見ていると、想像以上に早く散布し終えることに驚かずにはいられません。
梅木さんのようにスマート農業に取り組まれている方々の知見をしっかりと蓄積・検証していくことで、もっと効率的な運用方法が定まると思います。
また、今回、農薬散布のデモフライトを拝見しましたが、スクールで培われた梅木さんの操縦技術は健在で、綺麗なコースライン取りを可能にするためには基礎技術の訓練が重要であることを再確認しました。
練習フィールドは切株山麓のパラグライダー着陸地点(要許可)
弊社パイロットも操縦させて頂きました。
大きな機体は確かに安定していますね。
散布時はVLOS(目視内)での飛行になりますので、適切な飛行計画のもと操縦技能者が運航することにより、確実に散布することが可能との印象を持ちました。
私は今回のお話で、ドローンを飛行させることが「楽しい」と仰っていたのが何よりも印象的でした。
スクールを運営する中で、こうした卒業後の活躍のお声は大変励みになります。
当スクールは、これからも地域のドローン産業の発展に貢献していきたいと思っています。
*ドローンによる農薬散布を行うには、「危険物輸送」と「物件投下」の項目について「無人航空機の飛行に係る許可・承認」を得る必要があります。(無風状態を期待して朝方に散布を行う場合は「夜間飛行」の項目も必要です)
また、散布飛行の実施に際しては、農林水産省より公表されている「空中散布等における無人航空機利用技術指導指針」に準拠し周囲への影響を検討し、慎重に行う必要があります。
操縦技能者養成講座は毎月開催、受講生随時募集中です。
県外・市外からの受講多数!
JUIDA認定ドローンスクール NDMC大分日田校
【開催場所】
日田市B&G天瀬海洋センター
大分県日田市天瀬町桜竹80-1
<B&G財団>
https://www.bgf.or.jp/
<天瀬B&G海洋センター>
https://www.bgf.or.jp/center/0273.html
【受講申込】
リンク先の専用フォームよりお申し込みください。
https://ndmc.co.jp
*当スクールは法人様が受講する場合、「厚生労働省 人材開発支援助成金」の対象となります。
*5名以上から特別団体割引を受け付けます。
【お問合せ】
気軽にお問い合わせください。
パンフレットの送付も受け付けております。
oita@ndmc@co.jp
株式会社ノーベルは、JUIDA認定ドローンスクールNDMC大分日田校運営事務局です。