救援物資配送の第一回実証実験を実施します

実施概要

このたび、株式会社ノーベル（日田市）、日本赤十字社大分県支部、日田玖珠広域消防組合消防本部、大分県警察日田警察署、日田市で構成するプロジェクトチームとともに、令和２年７月豪雨の際に孤立集落が発生した日田市中津江村において、地域の防災拠点である日田市中津江振興局から実際に孤立した平野地区へ災害時救援物資をドローンで配送する公開訓練を実施しますのでお知らせします。
防災訓練では、豪雨当時に発生した道路の寸断や通信回線の不通を想定し、消防本部によるドローンでの被災状況の調査を行ったのち、衛星電話配送による通信手段の確保や日本赤十字社大分県支部提供による救援物資の配送などを株式会社ノーベルが行うことにしています。

実施日時・場所

日時：令和３年１月２６日（火） １３：００～１５：００
場所：日田市中津江振興局（日田市中津江村栃野２３５７番地１）ほか
※悪天候の場合には、１月２７日（水） １３：００～１５：００に変更します。

訓練概要

令和２年７月豪雨において被災した日田市中津江村平野地区では、土砂崩れによって国道４４２号及び周辺道路が寸断され、７月７日～１１日まで最大５日間、孤立状態が発生しました。
当時の状況（道路等が寸断され、電話も不通になった状況）を想定し、産官が連携して災害状況調査及び救援物資配送にドローンを活用する実証訓練を実施します。

参加機関

株式会社ノーベル（代表）
日本赤十字社大分県支部
日田玖珠広域消防組合消防本部
大分県警察日田警察署
日田市（防災・危機管理課）
大分県（新産業振興室・防災対策企画課）

※ひたドローン物流プロジェクトは、大分県「ドローン物流活用推進事業」の取り組みの一環として日田市中津江村と小野地区の2か所で災害時における救援物資配送をテーマに実証実験を実施します。