日田警察署とドローンの利用に関する協定締結
日田警察署と「無人航空機の利用に関する協定」を締結いたしました。
株式会社ノーベルは、この度、平成29年9月5日、日田警察署と「無人航空機の利用に関する協定」を締結いたしました。
協定骨子
協定の骨子は以下の通りです。
・災害等により人的・物的被害が発生し、又は人命救助の必要がある場合に、日田警察署の要請によって弊社の所有する無人航空機及びオペレーターを派遣する。
・協定に基づくドローンの利用が円滑に行われるように、平素から相互協力し、連絡体制を整え、防災体制の整備充実を図る。
協定の背景と目的
協定の背景と目的は、近年、想定を超えた大規模自然災害が増加する中にあって、民間の産業技能・資産を有効に活用することで、災害時や人命救助の必要がある場合に、より柔軟かつ効率的なアプローチを可能にすることです。
具体的には、弊社は、所有する最適な無人航空機(ドローン)とオペレーターを速やかに派遣します。また、協定による緊急要請に備えて連絡・出動体制を社内で構築します。
調印式を終えて
調印式は、H29. 7月5日九州北部豪雨から丁度2カ月目に行われる運びとなりました。
復興は道半ばではありますが、この時期に協定を締結いたしましたことは大変意義深く思います。
ドローンによる空撮映像(または静止画像)の豊かな情報量は、速やかな被災状況の把握や救助に係る重要な判断材料として大変有用です。
株式会社ノーベルは、地域の安心安全に無人航空機を通して最大限貢献して参ります。
また、防災分野における無人航空機の利用を促進するために積極的に協力して参ります。
調印式後に、署員の方に模擬的に要救助者の役になっていただき、ドローンが向かい撮影するという形でデモンストレーション飛行をしました。
本日はあいにくの雨天でしたので屋内飛行でしたが、ドローンが操縦した通り的確自在に飛行できることに皆様驚いているご様子でした。
本協定を締結するにあたって、ご準備してくださった日田警察署の皆様、ありがとうございました。
Link to:
大分合同新聞
災害対応に力 日田署