ギネス記録更新!ドローン1500機越え?!
2018年平昌五輪(第23回オリンピック冬季競技会)開会式において、多数の小型ドローンによる同時プログラミング飛行とその演出が話題になりました。
THE SACRAMENTO BEE電子版(米国カリフォルニア州の新聞)掲載のインテル社50周年記念ドローンショーについての記事を紹介します。
インテル社50周年記念飛行
今回の飛行はインテル社の50周年記念の幕開け行事の一つとして、カリフォルニア州フォルサムキャンパスにてギネス審査員立会いの下行われました。
私たちの記憶に新しい、あの平昌五輪開幕式でのドローン演出(録画)は1218機と言われています。
今回はそれを更に上回る1500機以上を同時に飛行させるにということですから驚きです。
インテル社は平昌五輪以前にも、スーパーボウルのハーフタイムショーで歌うレディー・ガガと共演させたりディズニーのクリスマスショー「スターブライト・ホリデー」の演出にこのシューティングスタードローンを使ってきました。
日本でも昨年300機のシューティングスタードローンが長崎ハウステンボスでイベント飛行を行ったこともあります。
しかしながら、今回の演出は、飛行させるドローンの数のみならず、移動フォーメーションの立体的で磨き抜かれた美しさが以前のものとは段違いの次元であるように思います。
インテル社ライトショー担当者は、この美しい同時飛行を可能にするインテル社のシューティングスタープラットフォームは、「プログラムさえすればシンクロさせるドローンの数はさほど難しいものではない」と語っています。(出典元:WIRED日本語版 https://wired.jp/2018/02/11/olympics-opening-ceremony-drone/)
このようなドローンによる光の演出はこれからますます華やかにそして大規模、一般的なものになるでしょう。
ドローンを操縦している私たちは、寧ろこのようなイベントに関しては逆に安心して観覧することができます。
〈引用元〉
- THE SACRAMENTO BEE, Intel drone light show to take to the sky Sunday in Folsom
https://www.sacbee.com/news/local/article214908090.html
- INTEL, Intel Breaks Guinness World Records Title for Drone Light Shows in Celebration of 50th Anniversary
https://newsroom.intel.com/news/intel-breaks-guinness-world-records-title-drone-light-shows-celebration-50th-anniversary/
- WIRED日本語版, インテルは、いかに「1,218機のドローン」による光のショーを実現させたのか──平昌五輪、開会式の舞台裏
https://wired.jp/2018/02/11/olympics-opening-ceremony-drone/